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しんしんの雑記帳

みんなのハートをキャッチだよ!

そろばんの話

雑感

今日はそろばんについて書きます。

 

僕が初めてそろばんを習ってから10年以上経ちます。

その10年間を振り返る日記です。

 

そろばんを始めた経緯

僕が初めてそろばんに触れたのは、小学4年生の頃でした。

算数の時間か何かで、2時間くらい外部の講師を招いたそろばんの授業があったんです。

その時は、シャカシャカしたら楽しいくらいにしか思っていなかったのですが、当時仲の良かったクラスの友達と話していると、その子が幼稚園の頃から習っていることが分かり、じゃあその子が通っている近所のそろばん塾に行ってみるかということで、すぐに体験に行きました。

 

そこでそろばんにドはまりした僕は、体験したその日に入塾を決めて、翌日から通い始めました。(日付を鮮明に覚えているくらい思い出に残った出来事で、5月31日に見学に行き、6月1日から通い始めた)

 

今思うと、当時いくつか習い事はしていたのですが、そろばんだけは自分で選んで始めた習い事でした。今でも続けていることを考えると、自分で選ぶって大事だなと思います。

 

そろばん塾での練習

週5で練習があって(休むのは自由)、学校が終わって、友達と遊んでからそろばんに行く(「塾に行く」ではなく「そろばんに行く」の方がしっくりくる)毎日でした。

 

練習は、PCを使って問題を解く練習、何日もPCでの練習をこなしてその級に慣れたらプリントで進級試験、また、毎日そろばんの練習が終わったら1日の終わりにフラッシュ暗算と単純なものでした。

進級試験で一定の得点を取れれば次の級に進級し、その級の基礎問題を練習したら、上の練習パターンをこなすという繰り返しです。

(級は10級→1級、その次に準初段→十段という多くの段階に分かれています)

 

僕の塾にはもう一つ特徴があって、練習終わりに毎日の自分の練習成果を自分の点数帳に記入することが決められていました。

このことによって、毎日の練習での自分の練習成果が目に見えるし、自分の弱点が把握しやすくなります。

苦手な種目を重点的に練習し、さらなる進級を目指す。

この単純明快なシステムが自分に合っていたんだと思います。

 

友達/ライバルとしての塾生

そろばん塾には、他の学校の生徒がたくさんいました。

全員が同じ教室で練習します。個別に机があるわけでも、つい立てがあるわけでもなく、並べられた長机で横並びで練習します。

年下の子もいれば、年上の子もいて、当時の自分にとってはとても新鮮な環境でした。

 

練習は毎日あるので、必然的に大体全部で30人くらい生徒は互いに顔見知りになります。

何となく練習の合間におしゃべりしたり、練習後に一緒に帰ったり、と付き合う友達を自由に選べる環境がありました。

他の小学校の生徒との近すぎず、遠すぎない心地よい関係は今までにない友達関係で、今の自分の性格に結構影響を及ぼしているなと思います。

 

また、同じ級の子同士は基本的に同じ机で練習するので、練習時に何問解けるか競ったり、得点を競ったりするライバルになるわけです。

単なるなれ合いではなく、互いに競い高め合う仲間がそろばんにはいました。

 

そろばんは自分との戦い

周りと競うって書いた直後ですが、もちろんそろばんは個人の競技なので、自分との戦いという面も大きいです。

 

練習でどれだけ集中して弾けるか、そろばんの技術が上達するかどうかの決め手はこれに尽きると思います。

センスもあるとは思うんですけど、集中して練習する時間をたくさん積み重ねることが大事だと思います。

 

僕は小4でそろばんを始めて、小6の頃には段位まで上がっていました。

全国珠算教育連盟の検定試験において、段位の種目は6種目(乗算、除算、見取り算、伝票算、暗算、開法算)あって、各300点満点のうち、獲得した点数に応じて段位が認定されます。

全種目80点が準初段、その後20点ずつ上がるごとに段位が上がっていきます。

 

参段とか四段くらいまではスムーズに進んだんですが、そこから先がしんどかったです。

中学に上がる直前の検定で確か参段や四段くらいまで上がっていて、中学でも練習を続けていたんです。

僕はその頃乗算と見取り算と伝票算が苦手でした。

その理由は明快で、計算スピードが遅く、点数が伸びないからです。

 

これを改善するために、そろばんを弾く速度を上げることを意識して練習して、指がそれに追い付かず間違いが増えて、だんだん慣れて点数も伸びて・・・の繰り替えしです。

 

見取りと伝票は、そろばんを使うのをやめて暗算で計算する練習をしてから一気に伸びました。

ある程度そろばんを習ったことがある方なら分かると思いますが、そろばんで計算するよりも暗算の方が速く計算できるように段々頭が慣れていくんです。

元々暗算は得意だったので、見取りと伝票は一気に点が伸びました。

 

本気でやらないと速く正確に計算することはできない(=より上の段位を獲得することができない)し、速く正確に計算するためには練習でも本気でやらないと、自分の限界を超えることはできないんです。

当たり前のことなんですけど、それを当たり前にこなすのは難しい。

 

先生が常々「速く正確に」と口にしていて、それがそろばんの本質だなあと思います。

 

そんなこんなで、中3の最後の検定で見事九段に合格した僕は、高校入学と、水泳部入部を機に一旦そろばんから離れました。

 

そろばん塾でのアルバイトの経験

高1になって、週5でそろばんを練習していたのが週1まで頻度が落ちて、腕(正確には指)が鈍らないようにするので精いっぱいでした。

もちろん十段を目指すレベルには全然達していません。

 

そんな一年間を過ごしていて、高2になろうかという時期に、塾長にアルバイトで働かないかとお誘いを受けたので、そろばん塾でアルバイトをすることになりました。

 

そろばん塾では、様々な学年の30人弱の生徒がそれぞれの級や段の問題を、それぞれのスピードで解いています。

質問が出たらそれに答えたり、基礎問題では解法を説明したり、段位以上の子には弾くテクニックを教えたりと、複数の生徒に同時に対応する必要があります。

もちろんただ教えるだけではなくて、小学生相手なのですから、相手のレベルに合わせた分かりやすい対応をしなくてはいけません。

 

これはとてもいい経験でした。当時高校生だったので、生徒たちにとっては先生というよりもお兄ちゃんのような存在だったのではないかと思います。

みんなよく話しかけてくれて、懐いてくれて、たくさんの弟と妹に囲まれてとにかく楽しかったです。

 

この経験があるから、「やりがいがあります!」みたいな塾講師の宣伝文句を見ても惹かれないというか、塾講のバイトをやらないのだと思います。

やりがいならそろばんの方があるだろうし。

 

結局そろばんのバイトは大学生になってもずっと続けていました(今年は一旦お休みをいただいているけど)。

 

そろばんのすゝめ

そろばんはいいぞ

そろばんをやる大きなメリット

  1. 暗算計算が速くなること
  2. 集中力が磨かれること

他にもあると思いますが、この2点が主なものかと思います。

 

 そろばんなのに暗算?と思われるかもしれないんですけど、一番伸びるのは暗算なんです。

そろばんの練習は頭にそろばんの盤面を作ることができるまでの準備段階で、それができてからはそろばんは徐々に要らなくなります。

 

まとめ

特に面白みもない話でしたが、僕の趣味のそろばんについて書きました。まだまだ書き足りないんですが、まとまらなそうなのでやめます。

そろばんなんてなくてもスマホに電卓があるじゃんって思ってた人、違いますよ。単に計算をする以上のものをそろばんは与えてくれます。

 

 

最後にどうしても言いたいことがあります。

 

そ ろ ば ん が 得 意 で も 数 学 が 得 意 と は 限 ら な い

 

ありがとうございました。