しんしんの雑記帳

みんなのハートをキャッチだよ!

世界という概念

僕が勉強している分野、主に社会学や人類学において、「世界」という言葉がよく使われます。

「社会的世界」とか、あるいは単に「世界」とか。

 

でも、最近具体的に世界が何を指すのかよく分からなくなってきました。

自分のパースペクティブを通して見える物理的環境の総体、と一応僕は考えていますが、この定義だと、見たことがなくても存在するもの(行ったことがない土地や会ったことがない人々)は存在しないことになりますよね。それだと違和感が残る。

 

Bruno Latourは"War of the Worlds"(世界と世界の戦争)という本を書いています。

僕はまだ読んでいないのですが、Latourが世界をどう扱っているかに留意して読もうと思います。

複数の世界という概念はキーになりそうです。

 

音楽の分野でワールドミュージックという言葉があります。

文字通り、この地球上の全ての音楽を指しているわけですが、これは西洋古典音楽(いわゆるクラシック)を正当とみなしがちなことへの反省から生まれた言葉です。

しかし、結局これは、地球上のあらゆる音声的な営みを、"music"という概念に無理に収斂させているだけなんじゃないかと僕は思います。

 

日本の音楽も、英語の"music"も、ヨーロッパやアジアや南米やアフリカでも、人間が何らかの自らの身体や道具を用いて、音声を発生させているという事実に変わりはなくても、それをミュージックと言ってしまっていいのか、という疑問です。

 

これからも色々考えます。差し当たり、考えていることを羅列してみました。