しんしんの雑記帳

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歩行に関するメモ

その進路を歩けるかどうかってアフォーダンスの観点から歩行を研究できそう。というかもうありそう。(2017/11/25追記)

 

・ショッピングモールに居たんだけど、大勢の人がどうしてぶつからずに歩けるのか、時としてぶつかってしまうのはなぜか、歩く際にどんな実践をしているのかが気になって買い物どころではない
・道で向かい合ってフェイント現象がなぜ起こるのか分析したい

 

【方法の反省】
・今は比較的空いているから、三者以上の進路の交わりと回避行動が観測できない
・僕が見ている限り、みんなゆっくり歩いているから、元々早歩きの人が多いと回避行動も違ってくるかもしれない。例えば朝の駅とか。通勤通学とか。
・アイトラッキングでもしない限り、どっちが先に視認したか分からなそう
・視線が決定的に大事な気がするんだけど、ビデオ撮影するわけにはいかない

 

【仮説】
一旦まとめると、歩行は2つの志向性に導かれていて、一つは継続志向(できる限り止まらず歩く)、もうひとつが回避志向(できる限り人と接触せずに歩く)、この二つの微妙な配分で様々な実践がされている?

 

【メモ】
1.回避志向
回避行動の分類
・積極的回避と消極的回避に分けられそう。前者は早足になったり、左右どちらかに進路を変えたりする。後者は立ち止まる。
・先に自分の進路に他人の存在を視認した方が、回避行動(立ち止まってやり過ごすor早足になる)を取ることは間違いないっぽい
・二者の距離が遠いと積極的回避、近いと消極的回避が取られやすい。
・避けられる人は、避ける人の回避行動を参照して自分の回避行動を決める。フェイント現象はその回避行動のコンフリクトなんじゃないかな。
・また、避けられる人が、自分が避けられていることを認知しない場合もある。その場合はコンフリクトは起こらない。この場合は、二者の進路が垂直に近い角度で交わる時に起こりやすい。
・今観測したけど、コンフリクトは、互いの進路予測ができていない時に積極的回避行動をすることで生じるっぽい。

 

人数と回避傾向
・一対多(カップルや家族)の場合、どちらが先に認知したかにかかわらず、1人の方が回避行動(積極的)を取りやすい。それは、多側の人は空間的制約のために回避行動を取りにくいためだと考えられる。

 

回避行動のシークエンス
・回避は、積極的回避が先に行われる/行われようとするが、失敗が予期された場合に消極的回避に移行する。失敗が予期される場合というのは、二者間の距離、位置取りに左右される。

 

すり抜け回避実践
・狭い通路での「すり抜け」という積極的回避行動が見られた。すり抜けは、動かないと予測される他者に対してされる。
・すり抜けが不可能な時にはじめて、「すみません」という声掛けがされる。
・すり抜けは、積極的回避の失敗の予期→消極的回避の試行→再度積極的回避というシークエンスで実行される。

 

進路取り
・回避行動に至る前に、自分の進路上に人を置かないようにする回避志向の進路取りもあると思うけど、自分の進路上の他者の回避志向の位置取りによって、自分の進路取りも変えるっていう再帰的な位置取りもある
・回避行動にしろ、回避志向の進路取りにしろ、極端に進路を変えることはない。つまり、人を避ける時に、大きく距離を取らずギリギリで避けることが多い。
・今実際に歩いてみてわかったのは、回避志向の進路取りの一つには、自分と同じ方向にいて自分よりもゆっくり歩いている前方の人物に対して行われるものがあって、その人の進路を推測しつつ追い抜く、その追い抜きが積極的回避行動だなと思った


2.継続志向
・回避行動を取る際にも、なるべく歩みを止めないようにしている
・正対した二者が積極的回避行動を取る時、双方の足は、真横でなく前方に出される。

 

3.スーパーでの歩行
・カートを引いていない人の積極的回避が極めて重要っぽい。これは一対多の回避傾向を応用できそう。身軽な人が回避行動を取りやすい。
・自分が買いたい食材の前に人が居る場合に、後ろで待機するという行動が見られた
・後退するという積極的回避行動が見られた
・食料品売り場に来たんだけど、かごやカートという新たなマテリアルが追加されて面白い